2024阪神大賞典 枠順確定

2024阪神大賞典の枠順が確定したので隊列を考えてみる。

 

前走の日経新春杯で逃げているディアスティマが一応の逃げ候補。3走前の目黒記念でも逃げて2着に好走している。一方で、前々走のアルゼンチン共和国杯においては行きっぷりが悪く、中団からのレースで大敗しており、その点が気になるが、当時は休養明けでもあった。前走では自滅した要因でもあるもののテンのスピードは見せており、位置取り面では挽回できている。
前走の万葉Sで逃げて4着に健闘したジャンカズマも前の方につけたいと思われる。逃げなければならないタイプではないはずで、テンのスピードも基本的にはディアスティマに及ばない。ディアスティマが前々走のように行けなかった場合にはジャンカズマも逃げ候補となりうる。

 

有力馬の1頭となるサヴォーナも前の方で運びたいタイプか。神戸新聞杯、日経新春杯では先行しているし、菊花賞においても途中まで後方にいたが早めに進出している。
ブローザホーンはこれまでのキャリアにおける位置取りは幅広く、自在性がありそうだが、この距離なら先行することも想定される。距離延長により3走前の札幌日経オープンのような強さを見せられるかどうか。ただ、距離は未知でもあるので、それを意識して逆に抑えようとするパターンも考えられる。騎手心理によるところもありそう。

テーオーロイヤルは以前はもっと先行していくイメージだったが、近走はそれほど行く感じではなくなっている。その中でステイヤーズS、ダイヤモンドSと結果を残している。ともに上がり33秒台を使っており、新味を発揮しているといえる。今回も先行集団を見るような位置取りか。
ディープボンドも最近は以前に比べると先行していない。ただ、こちらは背景に衰えがあると考えられる。もともとズブさのある馬ではあったが、近走は位置も取りづらくなってきているのかもしれない。阪神大賞典では距離延長によりスムーズに動きやすくなる期待もあるが。

シルヴァーソニックの近走の成績は8歳馬ながら充実を感じさせるものである。前走は天皇賞春で中団から差し込んで3着。ただし今回はそれ以来の休養明けとなることもあり、あまり無理をしないようなレース運びをするかと思われる。

何かしら参考になれば幸いです。最後までお読みいただきどうもありがとうございました。