イライラの原因検討とコーピング案

前回の記事の続きです。本記事に最初に辿り着いた方は以下の記事を先に読んでいただけると分かりやすくなるかと思います。



同じ職場の嫌いな人Aさんの行動にイライラする原因について、どういう心理が働いてそう感じるかを考えてみた。どうでもいいことを真面目に考えるコーナーみたいだな。
互いに重なる部分もあるかもしれないが、いくつかの観点があると思う。


会社員としての幸福度
個人的には会社員としての幸福度は、与えられる仕事の好き嫌いと周囲の人間との関係だと思っている。
給与ももちろん重要な要素だが、働き続けられるかという点では、その2つの方が大きいかと思う。
自身の成長?昔は考えたこともあったけど、もはやどうでもよくなってきている(爆)。無能な人間なんてそんなもの。
表にまとめるとこんな感じだろうか。

表のうち①②④⑤が合格ゾーン。在籍期間のうち、このゾーンにいられる期間を多くできれば勝ち組かと思っている。まあ働くこと自体が好きでないので①④に入るのは難しいが。
現在はお陰様で②とか⑤あたりにいると思う。その点で周囲の関わっている人たちには感謝したい。
重要なのは一緒に仕事をする人が好きか嫌いかということであるが、それ以外の目に入る環境もいいに越したことはない。同じ空間には嫌いな人はいない方がよいのは言うまでもなく、そういう人間が視界に入る時間を減らしたい。出勤時間に差があることで、在社時間のうちのAさんと同じ空間にいる時間の割合を小さくすることができていたのに、その割合が相対的に大きくなったというのが損をした感覚、イライラする感覚につながったのかもしれない。

 

■好感度の平均値(1)

同じ空間にいる人に関しては良好な人物が多い方がよい。まあ当然だし幸福度を構成する要素である。
とはいえ全員を好きなんてことがあるはずはなく、平均的によければいいというのも1つの考え方。
しかし、余分な人がいることによって平均値が下がる。最小値も下がる。朝の早めの時間は人数が少ないので、1人が平均値に与える影響が大きくなりやすい。
最近は物価高騰で苦しいが、同じ値段で量が減れば心理的には損をした感じになる。出勤するという同じ行動をとっていながら、空間にいる人間の好感度の平均値が従前より下がったことで損をした気分になったのかもしれない。


■好感度の平均値(2)
好感度の平均値に関しては別の感じ方もある。すなわち、遅く出勤してきた人間に負けている感じになる。
朝早く出勤すれば、少ない人数の中に嫌いな人が1人。遅く出勤すれば、多い人数の中に嫌いな人が1人。平均値は遅く出勤した方が高い。
私はもともと夜型人間で、それなりの意思をもたないと遅い出勤になってしまう。メリットを感じた上で、頑張って早めに出勤するようにしてきたのに、Aさんが現れるようになったときに一瞬「何のために頑張って早く来ているんだろう・・」と思ってしまった。実害はないし仕事はこなせているので実際には損をしていないのだが、人間の部分だけに焦点を当てると労力が無駄になったという感覚に陥る。


■わざわざ視界に入ってくる不快さ
証拠も理由もないが、以前の経緯を含め、故意に私のスケジュールに合わせてきているのではないかという疑念をもってしまうような状況があった。
ところで前回記事の冒頭で嫌いなものの例の1つとして、某スマホゲームが目障りだという話を書いた。気味の悪い不快なコンテンツだが、存在しているだけであれば知らないところで勝手にやっていればいい。俗な言い方だが「嫌なら見るな」という話に落ち着く。
問題なのは、こちらが自分の趣味を楽しむ空間に、見て見て見て~と言わんばかりに割り込んでくる点である(正確にはメディアや検索アルゴリズムのせいかもしれないが)。このわざわざ視界に入ってくる感じが、喧嘩を売られている感覚、あるいは縄張りでチョロチョロされている感覚を起こさせる。
Aさんに対してはさすがに目障りとまでは思わないが、類似のことがいえるのではないかと思える。いても気にしないようにしているのに、わざわざ現れて視界に入ろうとしてくるあの感じ。これがイライラの正体だろうか。職場の物理的な空間に縄張りを作っているつもりもないけど、縄張りに入れたくない人物ではある。「お前の目的は何やねん!」と言いたくなる。まあ被害妄想なんでしょうけど。



このストレスを減らすために実践したことについても一応触れておく。先に断わっておくと、とてもくだらない方法である。
ちなみにストレスへの対処法をコーピングという。考え方の改善だったり刹那的な手段だったり。無駄にメンタルヘルスマネジメント検定をⅡ種までとっており、そちらで仕入れた知識である。その程度なので詳しくはないです。

さて、今回実践した方法であるが、ズバリ美人を見る回数を増やすというもの。ティーサーバーへお茶を汲みに行く回数を増やして、その際に通り道の席にいる美人な人をチラ見するということを実施した。くだらないでしょう?

 

というのも、以前にたまたま1日のうちに何回もすれ違うことがあって、「今日はついているぞ」という気分になったことを思い出したためである。
Aさんを見て嫌な気分になったので、無理矢理ついていることにしてしまおう、という試みである。嫌な顔を可愛い顔で相殺する。先にあげたところだと、好感度の平均値を人為的に修正する方法といえるだろうか。

まあ、こんな方法はメンタルヘルスマネジメント検定のテキストには書けないだろうな。「酒を飲んで嫌なことを忘れる」くらいはあった気がするけど「美人をチラ見して表情を緩める」なんて載せる勇気はないと思う。でもそんなテキストがあったら面白いかもしれない。ネネちゃんママの「ウサギのぬいぐるみを相手に体を動かす」とかもコーピングの事例に入れたらどうだろう?



どうでもいいことを真面目に検討してみましたが、コーピング案はくだらなすぎるものでした。

さらにオチを最後に。
前回の記事を投稿
してから2稼働日ありましたが、Aさんは早い時間の出勤をやめたかもしれません。以前のような遅い時間の出勤だった。まさかここを読んだのか、と一瞬恐怖を覚えたが、それで引っ込むような性格の人だったら、そもそも嫌っていないと思う。やはり被害妄想説が濃厚となったというオチ。
ここまで書いておいて何の時間だったんだよ!という感じもしますが、できればこのまま遅い時間の出勤にしてほしいところ。


最後までお読みいただきどうもありがとうございました。