2023中山記念の枠順が確定したので隊列を考えてみる。
逃げ候補はトーラスジェミニ、ショウナンマグマ、ドーブネあたり。
これまで刻んできたラップからするとトーラスジェミニが行きやすそうだが、今回は7ヶ月以上の休養明けということで、それがどのように影響するか。
ショウナンマグマはここ2戦は控えている。前々走のディセンバーSではそれで結果を出すことができたが、前走の東京新聞杯では大敗。1600mのレースであったが、この結果を受けて、中山記念ではどのような作戦をとってくるかが気になるところ。
ドーブネは近3戦は安定して逃げ、先行を展開しているが頭数が少なめ。クラスが上がり頭数が増えた中で同じようなレースを展開できるかが問題となる。他方で前々走、前走に続いて内枠を引いたため、1角までにスムーズに位置を確保できる期待はある。
今回は先行力のある馬が揃った印象。
ソーヴァリアント、スタニングローズは5番手あたりを安定して確保してくるイメージ。脚質に幅があるので仮にいつもより少し後ろになっても問題なさそうではあるが、ソーヴァリアントは1角までの距離の短いコースの経験が乏しい。スタニングローズはフラワーCにおいて中山1800mでも先行できているが当時は最内枠だった。
ヒシイグアス、ラーグルフも、ここでは中団以降に配置する形となったが、前目につけてくることも十分ある。
ダノンザキッドも安田記念で2番手につけるくらいなので、最内枠を引いた今回、その気になれば先行力を発揮できる。ただ、前年の中山記念では行きっぷりが悪く後方からとなっていた。気になったのはレース後のコメントで、中山トラウマ説が出ていたこと。そのあたりが払拭されているかどうか。
