2023年の年間6場所が終了。1年納めの九州場所は霧島が優勝。拮抗していると思われた割に今年は一回も平幕優勝がなかった。
誤差はあるとして来場所・2024初場所の番付上位はこんな感じ?
優勝した霧島は来場所は綱取り。
貴景勝が今場所も綱取りに失敗したように2場所続けて優勝というのは難しい。まして上位勢の力関係が拮抗している。
霧島の方が特徴はないものの安定していて、続けて結果を残せてよさそうではあるが、大関としての実績がまだ少なくもある。その器なのかどうか。
関脇は今場所は3人だったが若元春が負け越し。来場所は2枠になるのではないかと。琴ノ若も大関を狙えるところまできていると思う。
東の小結は3枚目で10勝をあげた高安の復帰が濃厚。衰退していくかに見えながら、また戻ってきたことはすごい。ただ、腰の問題とかもあって、何場所もは維持できないと思う。番付を戻すのもいいが、個人的にはどこかで一発優勝してほしい。
西の小結は西の筆頭で勝ち越した宇良が新三役を掴めそう?千秋楽で熱海富士が勝つと厳しいかと思っていたが、おそらく宇良の方が優勢。千秋楽の熱海富士の取組に関しては、優勝争いの行方よりも、実はこの番付のことの方が気になっていた。
技が多彩で面白いし、故障で序二段まで番付を下げていた時期もある。三役で見たい。
2場所続けて優勝争いに絡んだ新星・熱海富士。成績ほどの強さなのかよくわからないが、来場所は上位の番付に上がってくる想定。真価が問われる場所になりそう。
朝乃山は場所前の肉離れで前半戦は出られなかった。当面の目標だった三役復帰が遠のくことになる。なんとも試練が多くて気の毒になる。
去年の今頃は大関候補だった若隆景が幕下で復帰。最後は4連勝したが、こちらもまだ時間がかかりそうか。
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