大相撲2023秋場所 番付発表

秋場所の番付が発表されました。
2場所連続で大関昇進があり、あっという間に3人に。一時期あった大関消滅危機は解消された模様。

新大関に豊昇龍。個人的には嫌いだが強い大関になると思うし、成長速度的にいずれ横綱さえありうる。意外と近いうちに豊昇龍の時代になってしまうかもしれない。

対抗できるのは令和の怪物・伯桜鵬か。先場所は新入幕で大活躍。場所ごとに強くなっていくのが分かるレベルで、久々に日本人の大物が現れたと思える。肩に大きなテーピングがあるが、大きな故障につながらなければ、こちらも未来の横綱候補かと。
ただ、これも宮城野部屋なので、あまり応援したくなかったりする。本人のキャラクターは分からないが、どうしても別の顔がちらついてしまうというのはある。

先場所はトップに立った北勝富士を伯桜鵬が引きずりおろして最終的に豊昇龍が優勝。
これで思い出したのが2004年の夏場所。この場所は北勝富士と同じ八角部屋の北勝力が快進撃を続けていたが、千秋楽で当時新入幕だった現宮城野の注文相撲にはめられて、あろうことか朝青龍に優勝をもっていかれてしまった。
この後あたりからは個人的に暗黒だと思っている時代が続いていった。
先場所も八角部屋の好調の平幕を宮城野部屋の新入幕が引きずりおろして優勝したのがあの血統。
登場人物のキーワードから連想しただけで何の論理もないが、また嫌な時代に入っていかないことを願いたい。

 

応援も含めて今場所も注目しているのは朝乃山。先場所は負傷による休場があったものの勝ち越して前頭2枚目まで戻ってきた。
もともと朝乃山に関しては、出来が戻っていないという見解をとってきていて、先場所も前半は引き続きそう思わせる相撲ぶりだったが、再出場後に変化があったように感じる。
前年の復帰後にはあまり見られなかった攻めの厳しさが出てきていて、難敵の撃破も含めて4連勝で勝ち越しを決めた。
左腕の故障のため速く勝負を決めなければならないという事情があったと思うが、心理面では故障を抱えたことでようやく挑戦者の気持ちで臨めたのではないだろうか。
今場所も同じような相撲がとれれば、大関復帰の芽も少し出てくるかもしれない。とはいえ、腕の状態がどれだけ治っているかが気がかりだし、巡業で足の親指を痛めたとの記事も。なんとかいい状態で臨めればよいが。

次の次の日曜が初日。

最後までお読みいただきどうもありがとうございました。