2024クイーンSの枠順が確定したので隊列を考えてみる。
逃げ候補はコンクシェル。前走のヴィクトリアマイルにおいても逃げている。コンクシェルは前々走にて中山1800mの中山牝馬Sを逃げ切り勝ち。当時53kだった斤量が今回56kとなる点は課題となるが、コース形状的にも中山牝馬Sの再現を狙うところだろうか。
先行候補としてはウインピクシス、ラリュエルあたりか。ウインピクシスは前年のクイーンSにおいて2着の実績がある。
ともに逃げることもあるが、逃げ馬というイメージではない。コンクシェルが主張すれば控えることも可能と見込まれる。このあたりが外枠にならなかったことで、先行激化のおそれは減ったかもしれない。
ウンブライル、ボンドガールはともに1800mの距離が初めての経験となる。折り合いも求められるため、ここでは中団に配置してみた。ウンブライルのCルメール騎手は今週から復帰となり、どういうレース運びをするかにも注目。
スタニングローズは実際にはもう少し前に行くかもしれないが何より気がかりなのは57kの斤量。復調具合も依然として不透明で、道中でスタミナを消費しないように運びたいと思われる。
ドゥアイズは2歳時に札幌2歳S2着好走の実績がある。近走は1600mを使っており、結果も残していることから、現状で1800mへの距離延長がどのように作用するか。位置取りとしては外枠に入ってしまったこともあり、他馬との比較で後方寄りに配置する形となったが、札幌2歳Sのときのように、道中で前との差を詰めてくるレース運びも想定の1つとなる。
何かしら参考になれば幸いです。最後までお読みいただきどうもありがとうございました。