大相撲2025秋場所 番付発表

まだまだ暑く、まったく秋という感じがしませんが、秋場所の番付が発表されました。

番付発表で最も関心があったのは玉鷲の最年長三役なるかでしたが、残念ながら東の筆頭まで。大関が1人しかいないこともあり、三役の枠を増設してもよいかと思ったが、そうしないのが近年の編成の傾向でもある。
東の筆頭なので勝ち越しさえすれば来場所は三役ではあるものの、そううまくいくかどうか。巡業を休んだとの記事も出ていたので状態面は心配。連続出場記録も伸ばしてほしい。
いつも驚かされてばかり。平幕なら自身の最年長金星の記録を更新してもらうのもよいかもしれない。豊昇龍を倒してくれることを期待。

 

他で今場所話題になりそうなのは若隆景の大関獲り。今は大関が琴櫻一人しかいなく、その琴櫻も最近は頼りない。新大関が求められているはずなので基準が甘くなるかもしれない。10勝でも上がれる?
膝の怪我から緩やかに復調はしてきている模様。ここまできただけでもすごいが何年か前に優勝したときほどの勢いがあるかどうか。

目下勢いがあるのは新小結の安青錦の方か。三役昇進の最速記録らしい。レスリング的な独特の姿勢の低さで、少なくとも安青錦が挑戦者の立場でいる間は上位にとっても相当に厄介な相手と思える。上体を起こして胸が合ってしまえばなんとかなるが、その間合いにもっていくのが難しそう。それか上から抱え込んで根こそぎ運ぶかだが、現役でできそうなタイプも見当たらない感じ。
ただ、やはり上位陣なので、誰かが攻略法を見つければ、他も追随して攻略され始めるパターンもあるかもしれない。そのあたりは見もの。

上位で個人的に引き続き注目しているのは王鵬。一時期は良血開花かと思ったが、その後は一歩足りない成績。それでも直近で金星をあげていたりと、いいところも見せている。何かが嚙み合えばという感じもしているが。

十両に目を向けると、ようやく朝乃山が関取復帰。苦難の多さから応援しているが、怖さがあるのか状態的にはまだまだと感じた先場所。想定できたこととはいえ荒篤山戦の負け方なんか切ないものがあった。若隆景のように戻ってこられればよいのだが、当面は無事に着実に星を重ねていってほしいところ。

次の次の日曜が初日。終わる頃には秋らしい気候になっていればよいのですが。

最後までお読みいただきどうもありがとうございました。