2025キーランドC登録馬の考察。枠順確定前の週前半時点の考察となる。
札幌は金土に雨予報。今開催は時計の出やすい状態にあったはずだが、先週は雨の影響を受けた中でレースを施行。さらに雨を受けることで、洋芝がどうなるかは気がかり。
パンジャタワー
前走はNHKマイルCを勝利。NHKマイルCを勝ったばかりでキーンランドCに出走というのは相当珍しいローテーションと思われる。
1200mは新馬戦で勝っているが、出走はそのときだけであり、1200m適性は未知。
キーンランドCの後は海外のゴールデンイーグルを目標にする模様。目標はキーンランドCを勝つことではなくゴールデンイーグルを勝つことであり、キーンランドCは例えばスピードへの対応力をつけることを見込んで選ばれたということも考えられる。能力的に無視できないがキーンランドCにおける勝負度合いは低めか。
ウインカーネリアン
8歳を迎えても好走を続けており凄まじく息の長い活躍。今回は休養明けとなり、その点がどうか。
適性に関しては、距離を問わず、どちらかというと軽い馬場のときによい結果を出している印象がある。とはいえ、前々走のシルクロードSでは59kを背負いながら3着に好走しているように、時計がかかり気味になっても対応することができる。1200m戦での死角としては、顕著に時計のかかる馬場や、逆に極端に速い時計の出る馬場になった場合があげられる。
ペアポルックス
重賞では4走前のオーシャンSで2着に入った実績がある。展開に恵まれた側面はあるものの3着に0.3秒差をつけており、重賞実績として評価することができる。このときの勝ち時計は1.07.1だった。
前々走の函館スプリントSでは、さすがに時計が速すぎたのかもしれないが、5着なら一定の適応は見せたと考えることはできる。
前走の青函Sでは1.08.1の勝ち時計の中で3着に好走しており、こなせる条件の幅はありそうだが、重賞では適度に時計が速くなった方が期待しやすいかもしれない。
カルプスペルシュ
北海道で1勝クラスから3勝クラスまで1200mを3連勝。洋芝適性、及び3歳馬の勢いがあり、キーンランドCでは重賞でも通用するかが問題となる。
前走のTVh賞では1.07.4の速い時計で勝っており、これが現状の最大実績とはなるが、仮に時計がかかった場合にマイナスに働くとは単純にはいえない。
気になる点として2点あげておきたい。
1つはローテーション。やや使い詰め感がある。
もう1つは近走の出走頭数。やや少なめで、カルプスペルシュは先行していたこともあり、スムーズに勝っている印象。厳しいレースという雰囲気ではない。キーンランドCでは展開によっては頭数増加が課題となりうる。
レイピア
この馬も連勝中の3歳馬。3走前の葵S3着と同世代限定重賞では結果を残しているが、古馬相手に通用するかが問題となる。
前走の会津Sは1200m戦ではあまりないレベルの後傾ラップとなっている。1200mという括りでの参考度は低いが、その中で2着に0.2秒をつけており、能力の高さを示したという捉え方もできるかもしれない。
前走を含め、レイピアは時計のかかる状況で結果を残してきているのが現状。札幌の馬場が思うよりよい状態で、時計が速くなった場合に対応できるかは未知な面がある。
エーティーマクフィ
3歳終盤まで芝を使っていたものの、以降は長い間ダート一辺倒という経歴。しかし前走の青函Sで久々に芝を使ったところ勝利。結果としてオープンクラスで通用するほど芝での実力があったということになる。
とはいえ、キーンランドCに向けては、参考になりそうな芝レースの経験がこれくらいしかなく、依然として不透明な部分が多すぎる。
カルロヴェローチェ
4歳以降不振が続いていたが、前々走の安達太良Sで久々に勝利を収めると、前走のアイビスSDにおいても4着に健闘。ここにきて復調してきた感がある。
過去にはNHKマイルCで1人気になったほどの馬。前々走の勝ち方自体は平凡でも、状態が整っていれば、キーンランドCにおいてクラス負けしない期待はある。
一方で、1200mの経験は浅く、前々走の勝ち時計は1.09.5というもの。3歳時に遡っても、ファルコンS2着時、NHKマイルC5着時とも速い時計ではない。時計が速くなった場合への対応力は未知となる。
ナムラクララ
良血の3歳馬。前走は1200m初挑戦ながらTVh杯を勝利。洋芝で結果を出したことは加点材料も、勝ち方自体は強調するほどの内容でなく、稍重で1.09.3と時計がかかっていた。
キーンランドCにおいては、重賞で通用するかがまず問題となる。それとともに経験の少なさ故、前走とは異なる時計となった場合に、それがプラスに働くのかマイナスに働くのかが分からない。
何かしら参考になれば幸いです。最後までお読みいただきどうもありがとうございました。