2023日本ダービー 枠順確定

2023日本ダービーの枠順が確定したので隊列を考えてみる。

 

これといった逃げ馬はいない。
前走のプリンシパルSを含め全3勝を逃げてあげているパクスオトマニカを一応の逃げ候補と考えるが、これも逃げたときのラップは速くなく、今回は8枠に入ってしまった。行くかどうか微妙。
あるいはデビューから2戦を逃げて勝っているホウオウビスケッツも逃げ候補となりうる。パクスオトマニカと対照的に内枠に入ったため、可能性として十分想定される。
他ではトップナイフだろうか。他馬が消極的と読めば、横山典騎手が行ってしまうかもしれない。立ち回りが上手く先行力はあるはず。ただし、前走の皐月賞では出負けして後方からのレースとなった。それでも7着と崩れなかったことで、その結果を受けて、どういう乗り方をするか読みづらい。ここでは中団に配置してみた。

 

ホープフルSを勝ったドゥラエレーデは8枠に入ってしまったが、いつも通り前目の位置をとってレースを進めたいものと思われる。先行勢の一角を形成するか。
最内枠のベラジオオペラも先行しうるが、前走の皐月賞では強気に乗りすぎた節もある。2400mの距離もあり控える可能性も考えられる。
前走の京都新聞杯を勝って3連勝で臨むサトノグランツもある程度の位置に収まりたいと思われる。ただし、京都新聞杯は12頭立てで入りも37.7。大外枠も含め、これまでと勝手の違うところがあるかもしれない。
タスティエーラは前走の皐月賞では好位から粘り強さを発揮して2着に好走。共同通信杯でパフォーマンスを落としていることから、切れ味に少なからず不安がある。位置取りの有利さで後方勢を迎え撃つ形を作りたいところかと思われる。

ソールオリエンスは前走の皐月賞において、最内枠を引きながら後方待機から大外を回して豪快に勝つというパフォーマンス。人気の割に不安要素も指摘できただけに、このパフォーマンスには驚かされたが、位置取りのことでいえば、それまでの経験を踏まえると、後方待機というのも1つの解決策になりえたとは思える。今回も相対的に後ろになりやすい1頭と思われるが、前走で成功しているだけに同じような位置になることも想定される。スローになった場合には、位置取りが仇になるパターンにも注意が必要であろう。底を見せていない魅力もあり、新境地を開いてくるかもしれないが。
3連勝で青葉賞を制したスキルヴィングも中団以降の位置取りを想定。青葉賞ではスムーズに外から差してきたが、今回は18頭立ての1枠。前を捕らえられるかとともに、脚を伸ばす位置を確保できるかも課題となりうる。

何かしら参考になれば幸いです。最後までお読みいただきどうもありがとうございました。